最終週の展開予想
太平洋戦争も終わり、
戦後復興の時期に突入。
この2週間で、
マッサンの世界は6年ぐらい進んだでしょうか。
急に展開が早くなってきた感じですが、
もう、来週は最終週になります。
半年って早いですねぇ。
モデルとなった人物の史実通りなら、
妻のリタさんはマッサンより先に、
62歳でこの世を去っているので、
おそらく来週、
この物語のエンディングは…
そういえば第1話の冒頭のシーン、
余市の蒸留所でマッサンと思われる老人が、
エリーの写真を見つめるシーンがありました。
きっと最後のシーンもそこにつながることになるのでしょうね。
3月13日と「北斗星」
1988年3月13日、
青函トンネルが開通しました。
その日から上野と札幌を直通で結ぶ寝台特急、
「北斗星」が走り始めました。
折からの開通ブームに加えて、
個室寝台に代表される豪華な設備、
8000円のディナーなどから人気の的となり、
最盛期には北斗星3往復+エルム号1往復まで発展しました。
2015年3月13日。
青函トンネル開通からちょうど27年が経った今日、
その北斗星の最終列車が上野と札幌駅から発車しました。
奇しくも、同じ3月13日。
北斗星は4月から8月まで、
臨時列車として運行が続きますが、
定期列車で上野から札幌まで、
乗り換えなしで移動できる唯一の移動手段は失われてしまいました。
青函トンネルの主役は寝台特急から北海道新幹線へと
バトンタッチされます。
その北海道新幹線が札幌まで延伸される、
15年くらい先までは、
どこかで乗り換えを強いられます。
短時間で移動できることが、
それほど大事なのでしょうか。
時間をかけるということは、
贅沢なことになってしまったのでしょうか。
最後のブルートレインも消え、
青い流星は完全に過去のものになってしまいました。
トワイライトエクスプレス最後の旅
今日の昼ごろ、
寝台特急トワイライトエクスプレスの最終列車が、
大阪駅を発車しました。
ここ数年は寝台特急の最終列車というと、
見送りの人がホームに殺到するというイベント(?)が発生します。
東京駅発の最後の列車となった「富士・はやぶさ」のときは、
3000人もの人が東京駅10番線に押し寄せたとニュースになりました。
今回も例外なく…
大阪駅には、
3500人が集まったのだそうです。
それだけのファンに見送られ、
22時間かけて札幌への最後の旅路が始まったのですね。
14時ごろには逆に大阪に向かう最終列車が札幌駅を発車、
そちらも1000人の人が詰めかけたとのこと。
定員わずか130人の豪華列車は、
チケットの取りにくい人気列車でもありました。
そんな魅力ある列車が廃止になってしまうとは、
今でもとても疑問に感じます。
「おもてなし」は2年後に生まれる新しいクルーズ列車に受け継がれるとのことですが、
それはトワイライトエクスプレスとは別の性格のもの。
ほんとうに、残念でなりません。
いい日旅立ち 寝台特急トワイライトエクスプレス | 支配人室