モバイルアーティストとして
ちょうど２年前の５月、
Mobile Art 2001で、
OceanDreamとTwilightGlassの２作品が、
CG部門賞と3DCG部門賞を受賞し、
当時札幌在住だったオレは表彰式で東京に来ていた。
上京するきっかけはここから始まったのだ。
その後の携帯待ち受けダウンロードについては、
どうも、うやむやのままになってしまっていたが．．．
この小さなサイズのアートも、
オレにとっては得意分野であることは証明されていた。
先月、ちょうどデザイナーを辞めた頃、
それを知ってか知らずか製作会社から１件お話をいただいた。
新製品の携帯電話のパンフレットに、
オレの作品を待ち受け画像としてはめ込みたいと言う依頼だった。
忙しい時期だったけど、もちろん検討の上、
「これで良かったら」と言う返事を送ったんですね。
その後携帯電話のメーカーにも話しを通し、
好感触だったようですが、
最後の段階で携帯のキャリア（ドコモとかauとか）へのプレゼンで、
見送りとなったらしい。
採用になっていたら、どこのキャリアのどこのメーカーか、
教えてくれることになっていたんですが．．．
破談になったので永遠の謎となりました。
まぁ、今後もこのような話しがあることを期待しましょう。
2003.05.23 00:00
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MoonsetBeach
今年初めての発表となった作品、
MoonsetBeach。
既に２年前の今頃から製作していたので、
決して新作というわけでも無い。
お蔵入り予定だった作品です。
当初は海に映る月を絵にしてみようと、
動き出したものでした。
構図もぜんぜん違ったし、
3Dも使わないで、
コラージュだけで仕上げる予定だった。
その後２転３転して、
最終的にはイルカまで登場して、
構想とは懸け離れた絵になってしまったのです（ーー;）
クリスタルアートになる予定じゃなかったのだから。
思い通りに作るのって難しいですね。
どうした冬の３部作
昨年、冬を迎える頃、
冬の３部作と称した３作品の製作計画がありました。
「硝子の天使」「もりのいずみ」「RiverDream」
このうち完成したのは、
クリスマスカードとなった「硝子の天使」だけ。
ここからも、
計画通りに進んでいない現状が、
浮き彫りになっている。
もちろん製作は進めていますが、
少ない時間ではどうしても限界がある。
そしてもう春になろうとしている。
計画では「春の３部作」を構想し、
製作にかかっているはずだった。
これらの作品は、
また来年に持ち越しになってしまうかもしれないなぁ・・・
水たまり
この絵は、
それほど労せずして作ったもので、
特に製作の背景とかテーマとかも、
無かったんですね。
実は近々掲載終了になる予定でした。
ところが、
今回のアンケートでは道々１位！
これには正直驚きました。
この現象（？）こそが、
アンケートの一番の収穫ではないかと思います。
できれば年に１回でも、
このようなみなさんの声を聞かせてもらえる企画、
続けていきたいですね。
また、
面白い収穫があるかもしれません。
シンガポールスリング
先日のアンケートで1位となった、
宵の回廊の「シンガポールスリング」
カクテル作品の１つですが、
構想は最も古く、
この作品を掲載するために作ったのが宵の回廊なのです。
それゆえカクテル作品の中では、
最も思い入れのあるものですね。
既にシリーズ最新作「ジントニック」製作から２年。
このカクテル作品シリーズは、
終了した状態なのですが．．．
まだ人気があることが、
アンケートでわかりました。
インテリアには向いているのでしょうかねぇ。
そうとわかれば、
新しいシリーズ作品の構想も進めようと思います。
