9万の足跡の上に
もう間もなく、
この美術館は開館6周年になります。
開館当初支配人Camelliaは27歳、
知り合いには「若きアーティスト」と呼んでくれた方もいました。
長く成長を見守ってくれた方、
絶頂期の名声を知っている方、
衰退期しかご存じない方、
様々だと思います。
最近、特に今年になって、
「札幌に帰ろう」と思うことが増えてきました。
しかし、このまま終わるわけにはいかない。
せめてこの地で一花咲かせて、
先へ何かを繋げる形は残さなきゃ。
自分に足りないものは広報・営業力。
Camelliaとしても支配人としても痛感しています。
向こう1年でなんとか形を作らなきゃ。
diet!
遠い学校に勤務するようになってから、
しばらく部屋も片付けてなく、
しばらく家計簿も付けてなく、
荒れ放題になっている状況に、
今週からメスを入れている。
部屋の中にいらないものがたくさんあるように、
支出でも無駄な出費が多かったことにも気付いた。
明細見てみると、
まだ解約していなかったサービスがあった。
携帯電話も以前より使用頻度は落ちるから、
料金プランを下げることに。
・・・たぶんこれだけでも、
月8000円ぐらいは安くなる。
ずいぶんムダが多かったようだ。
なぜもっと早くに気付かなかったのでしょう?
Vigour
時によって、
場合によって、
元気があったり無かったりするのは、
誰にでもあることだと思う。
たくさんのいいことや嫌なことが、
ほんの少しのことで、
その逆に反転することもある。
そして、
それがいつまでも続くとは限らない。
人それぞれに、
反転のきっかけになるものってあるだろう。
できればずっと浮上していたい。
元気でいたいのだけど、
それは叶わない。
せめて月1でも、
逆転させるきっかけは掴んでおきたい。
別離
とりあえず公式の送別会は全て終了した。
最後の宴会は学生たちがお金も出してくれて、
プレゼントまでもらって、
1年間の苦労が吹き飛ぶものだった。
ただ、飲めないビールを大量に飲まされて、
具合悪くなったのが残念・・・
今後の予定ははっきりわからない。
しかし、
しばらくは東京から離れる予定は無い。
だから、
また会おうと思えばいつでも会える。
そういって彼らを納得させ、
ひとまずの別れとなった。
できれば彼らが卒業してゆくまで面倒見たかったが。
さあ、
あとは前を向いて歩かなきゃ。
自分の卒業
自分が教わった学校の先生は、
「転勤」という形で皆去っていった。
大学以外は公立だったので、
そういうのが常にあったのだ。
Camelliaは「退職」という形で去ることになった。
これは、
学生たちの目には、
どう映っているのだろう。
そしてその日はやってきた。
既に春休みに入っているので、
学校に来ている学生は一部だけど、
最後に挨拶をして行った。
18:00過ぎて、
荷物をまとめて学校を出た。
校舎を振り返った時の気持ちは、
自分の卒業の時とは違うものだった。