ある森の中
2006クリスマスカードのタイトルは、
「ある森の中」です。
この作品は、
「星のかけら」のようなファンタジー路線のものですが、
ゆきだるまくんのようなキャラクターが、
大きく出てくるものではありません。
想定した設定は、
シラカバの森の中にある、
「森に住む小人の家」なんです。
「動く城」では無いです(笑)
横版の作品で、
色合いは2000年の「星のかけら」に近いですね。
冬を想像させる要素として、
「雪」「葉の落ちたシラカバ」「煙突の煙」などを使い、
大判で印刷して初めてわかる細部のこだわりなどもあり、
なかなか面白い作品になったとおもいます。
3DCG部分完成
意外に早く終わった。
今年のクリスマスカード作品のうち、
3DCGを使って表現する部分の制作が、
今日でほぼ終了しました。
3DCGと写真などを使った合成が多い中、
今回作品は背景を含めて全面3DCG。
しかもクリスタル調の材質をたくさん使ったために、
かなりのレンダリング時間がかかると思っていた。
しかしさすがPowerMacG5!
あっさり一晩ぐらいで終わってしまった。
これから3DCG部分の修正と、
特殊効果(?)加工に移ります。
遅れをなんとか取り戻し、
いよいよプレゼントも、
募集間近になりました。
あとは・・・
作品名がまだ決まっていないんです(T-T)
CALLISTO
前作の『Pire』から、
使っている3DCGソフトをShade8にバージョンアップ、
今回のクリスマスカードは、
Shade8では2作品目になる。
それまで使っていた、
Shade6との違いに戸惑うことが多かったが、
ようやく慣れてきただろうか。
『CALLISTO』という、
新しい機能が追加されていて、
これをうまく使えば、
質感の出し方がさらに向上する!
さっそく今回のクリスマスカード作品に使ってみた。
イイ!!(@▽@)
絵の中央にあるオブジェに、
部分的にしか使っていないけど、
周囲と明らかに違う!
この機能をマスターすると、
クリスタル系の表現がさらに綺麗になることでしょう。
でも昨日、最新の「Shade9」が発売されたんですよね(ーー;)
12月突入
今回のクリスマスカードは、
形と質感にはこだわって、
従来の硝子質よりも少し高級感のある、
宝石のような質感を目指しています。
複雑な形状にするほど、
その透過・屈折・反射が綺麗に映えると思うんですが、
そのためには形を作ることと、
質感の設定が複雑になってきて、
ずいぶん手こずっているんです。
もともと複雑な形を作るのは得意でない上に、
少ない時間で作ってゆくことになるので、
さらに追い込まれています。
例年12月上旬には
クリスマスカードのレンダリングに入っていることが多いので、
ここから挽回しなくては。
冬らしさを
もう11月も終わりなんですね~
会社の近くの公園の木も、
すっかり色づいてきました。
紅葉というと、
2年前に「もみじアトリウム」という
季節アトリウムを取り入れましたが、
それが最初で最後、
HDDが壊れてデータが無くなってしまったっけ。
制作中の今年のクリスマスカードにも、
何本かの樹木を入れています。
12月の絵ですから、
既に葉は落ちている木ですが、
雰囲気ありますね~
オブジェ1つ1つに、
冬らしさを出せる作品にできたらいいなと思います。