夏の夜
これから1ヵ月半ぐらいで、
そろそろサマーグリーティングカードの制作を始めなくては。
2000年からこのカードを作り始め、
1度だけ中断しましたが、
今回で7枚目のサマーカードになります。
まだ何も決まっていませんが、
サマーカード=昼
クリスマスカード=夜
こんな図式がいつの間にか出来上がっていたので、
今回は「夏でも夜」というのもいいなと思います。
昨年の作品「Pire」も、
当初の予定では昼の絵では無かったはずなんですね(^-^;)
ですからこの初心が貫徹されるかは微妙ですが(笑)
最近のマイブームはこの日記のデザインの通り、
夏の夜なのです。
おそらくこの方向で進めた方がいいかな?
第32回「もも展」
去年の12月には、
忙しくてすっかり忘れていたので、
今回こそは!と思って出展しました。
第32回「もも展」。
Studo MOMOのサイトはリニュアール準備中のため、
今回はベータ版(?)のサイトで実施するようです。
EXITからのリンクは現行サイトへのものなので、
ご覧になる方はアトリウムのWhat's Newのリンクからどうぞ。
時期外れだとは思いましたが、
今回は2004年クリスマスカード、
「Dolphin Dance」を出展しています。
どうも夏物の時期でも冬物の時期でもない4月のもも展が、
いちばん出展作品に悩みます。
頑張ってこの時期の穴を埋めなくては。
しかし一時期160Fを超えていたもも展も、
今回はまだ7Fどまり。
CG人気の下降を痛感しますね。
クリスマスカード総括
99年の「硝子の摩天楼」以来、
今回で8回目となったクリスマスカードプレゼントは、
比較的初期の頃の作品の印象に戻しつつ、
最新の3DCGを使った質感の向上を図っていました。
全体の配色は「硝子の摩天楼」、
構図やストーリーは「星のかけら」を継承しています。
欲を言えば、
作品の真ん中にある建物の中にも、
何かを入れたかったところでした。
この作品はほぼ全面が3DCG制作ですが、
煙突の煙は写真合成、
雪と電飾はPhotoshopによる手書き合成なんです。
少ない時間での制作でしたが、
久しぶりに持てるものを出し切った。
「ある森の中」は、
そんな作品です。
カードの用紙選び
せっかくいい作品、
そしていいプリンタをそろえたわけですから、
今回は紙選びもまた一からやり直しました。
ここ数回のカードプレゼントは、
Canonの「フォト光沢ハガキ」を使っていましたが、
新しいプリンタとはインクの相性が合わなかったこともあり、
EPSONの「写真用紙(絹目)」と
Canonの「プロフェッショナルフォトハガキ」の2つを買って、
両方プリントして比較しました。
EPSONの光沢紙が手に入らなかったのもあるのですが、
やはりクリスタル作品には光沢紙が一番いい!
という結論になりました。
絹目の細かいキラキラ感も捨て難かったんですけどね。
特に今回の「ある森の中」は、
クリスタル感が大切だったので、
この紙で正解だったと思います。
・・・紙によっても、
作品の印象って変わりますからね。
顔料インク
今年も無事に、
Camelliaサンタの役目を果たしました。
サマーカードのときは1ヵ月以上も遅れてしまい、
このままだとクリスマスカードも遅れる恐れがあっただけに、
間に合ってよかったと思います。
今回、念願の「顔料インクプリンタ」を導入して印刷しました。
5年ぐらい前に「MC-2000」という耐久性のある顔料インクを使うプリンタが登場してから、
なんとかこれを使って作品をプリントしたいと思っていましたが、
ようやく実現できました。
このインクは直射日光の当たらない、
そしてフレームなどに入れてできる限り空気を遮断した保管をしておくと、
通常では持って10年程度といわれているものが、
80年は色褪せることがないというもの。
アートの作家としては、
ぜひこのインクでプリントしたものをプレゼントしたかったのです。
カードプレゼントにご応募いただいた方、
ありがとうございました。
できるなら末永く大切に保管してください。