辛抱の時
最後に学校に行ってから、
ちょうど1ヵ月が経った。
図らずもこの1ヵ月間、
仕事すること無くのんびり休めたものの、
逆にこれ以上続くのは正直言って困る。
どうもこの時期は新卒が多いためか、
中途採用に消極的なところが多い。
確かにデザイナーとして上京したときも6月だった。
新卒の中で脱落者が出てくる、
これからが狙い目か。
失業保険をもらってでも、
なんとかつなごうと思う。
まだ、東京を去るわけにはいかない。
元の業界に戻るには経験が浅すぎ。
しかし、今できるのはそれしか無い。
まだ辛抱の時は続くのか・・・
治らない
これでもかってぐらい嫌なことが多かった今月だけど、
自分の力でなんとか1つは、
いいことを作って行こうとしています。
今月のこの美術館の入館者数は、
今年最高になりそうな勢いなのだ。
しかし、
あれから何日も経つのに、
未だに風邪気味なのは治らない。
寝る時間は充分取っているのだけど、
どうしてだろう。
今日あたりは体も少しだるくなった。
熱は無いのだけど・・・
早く治して、
元気にならなきゃ、
これから先全てが進まない。
連鎖
実は退職前に、
次の仕事は既に1社決まっていた。
しかし先月末になって、
突然内定を取り消されてしまったのだ。
「採用時期が合わない」という理由だったが、
内定が出てから1ヵ月半後に取り消すというのはおかしい。
そして先週は、
仕事に続き恋愛で、
大きなショックに襲われた。
さらに今度は家で活躍してきたMac3番機が、
ハードディスクの故障で動かなくなった。
10作品が最悪の場合データ損失となるかもしれない。
思えばいずれも自分にも落ち度がある。
とはいえこんなに悪いことの連鎖が続くと、
さすがに辛い。
全てこれから先に向けて大切なことだったのだが・・・
この連鎖はどこまで続くのだろう。
散る桜
予感はしていた。
だから日記もこのようなイメージにした。
そして、的中した。
やはりか・・・という感じだった。
できればこうなら無いことを祈っていたのだけど。
失恋しました。
僕はやはり、
憧れを追いかけて生きます。
2ヵ月間の、
短い、いい夢だった。
東京は悲しみの雨が降り、
満開に咲いた桜も、
僕の想いとともに、
散ってゆく。
深い傷を残して。
桜の花びらと同じで、
儚いものだった。
別離
とりあえず公式の送別会は全て終了した。
最後の宴会は学生たちがお金も出してくれて、
プレゼントまでもらって、
1年間の苦労が吹き飛ぶものだった。
ただ、飲めないビールを大量に飲まされて、
具合悪くなったのが残念・・・
今後の予定ははっきりわからない。
しかし、
しばらくは東京から離れる予定は無い。
だから、
また会おうと思えばいつでも会える。
そういって彼らを納得させ、
ひとまずの別れとなった。
できれば彼らが卒業してゆくまで面倒見たかったが。
さあ、
あとは前を向いて歩かなきゃ。