義経生誕の地 京都・紫竹牛若町
今の京都市北区紫竹付近には、源義経の父義朝の別邸があったという伝承が残っており、義経はこの地で生まれたとされています。800年以上の時を越えて、希代の英雄伝説が始まった地を尋ねてきました。
地下鉄北大路駅から北山方面に向かうバスに乗り、最寄バス停は常徳寺前。北山通沿いにあります。京都のバスは初めて乗りましたが、バスロケーションシステムが充実していますね。
バスを降りて北山通を北山方向に歩き、最初の交差点がこちらの紫竹栗栖町交差点です。ここを左に曲がります。
そして1本目の交差点で右に曲がり,突き当たりになっている道を進みます。
すぐ右側に、駐車場と野菜畑に挟まれた石碑が見えてきます。
石碑とその周辺です。正面から見るとこんな感じ。私有地なのでしょう、中に入ることはできません。右奥に見える1本の松の木も、またあとで出てきます。
「牛若丸誕生井」と書かれた大きな石碑。この石碑の足下には、もう一つ小さな石碑があったのですが、写真撮り損ねています。。。裏側には牛若丸の産湯に使ったといわれる井戸があり、今でも枯れていないそうです。
そしてこの畑の奥には1本の松の木があり、その下にも小さな石碑が建っています。
フルサイズ換算320mmの望遠で捉えた石碑。「牛若丸胞衣塚(えなづか)」と書かれています。ここには牛若丸の臍(へそ)の緒を祀ってあるそうです。
ここの地名は「紫竹牛若町」。近くには「牛若」という名前のバス停もあります。義経がここで生まれたという史跡は今でもたくさん残っているのですね。
Location:牛若丸誕生井、牛若丸胞衣塚
京都市営バス 常徳寺前 下車2009.09.24 撮影
2012.12.01 UP