11-12月のデスクトップカレンダー
FACTORYの暦工房に、
2021年11-12月のデスクトップカレンダーを掲載しました。
今回の採用作品は、
雪の回廊から「Bottle Snowman」。
Camelliaの作品には多くの雪だるまが登場しますが、
この作品はキャラクターではなく、
ただの器という設定です。
東日本大震災が起きた2011年に制作したもので、
今年で10年になります。
酒場の片隅に置かれた、
雪だるまの形をしたボトル。
暗い場所にあって、独り明るさと暖かさを振りまいています。
どんな状況にあっても、
このボトルがあったら前向きな気持ちになれるかな?と思います。
Bottle Snowmanのカレンダーを机の片隅に置いて、
暖かな2021年の締めくくりにしてみてはいかがでしょう。
FACTORY-暦工房
すぎやまこういちさん
作曲家のすぎやまこういちさんが、
先月30日に亡くなられました。
2002年に島谷ひとみさんがカバーした「亜麻色の髪の乙女」は、
デザイン館のコラムにも「亜麻色の髪」について書かせていただきました。
また、科学忍者隊ガッチャマンはカラオケでも歌ったことがあります。
東京・中山競馬場のファンファーレは、
競馬をやらない僕でも知っています。
そして何より馴染みがあるのが、
RPGゲーム「ドラゴンクエスト」。
お嫁さんがプレイしていることもあってほぼ毎日聞きますし、
東京オリンピックの入場行進曲に使われたのも記憶に新しいですよね。
毎年、
東京都交響楽団とファミリークラシックコンサートを開催し、
ドラゴンクエストの楽曲を演奏していました。
別のを含めると4回聞きに行っています。
最後に行ったのは2019年のドラゴンクエストIII。
当時でもう88歳だったすぎやまこういちさんは、
年齢をドラゴンクエストのレベルにたとえて、
「こんばんは。すぎやまこういち、レベル88です。」
と挨拶されていました。
お見かけしたのはこの時が最後になりましたが、
椅子に腰かけても元気に指揮をする姿が見られて良かったと思います。
2016年のコンサートの際には、
ドラゴンクエストXIの序曲が初めて演奏でお披露目されたし、
史上最高齢でゲーム音楽を作曲されたというギネス記録に認定、
表彰されるようすをその場で見ることができました。
今年、ドラゴンクエストは35周年になります。
ということは、
すぎやまこういちさんは今の僕よりも上の54歳くらいで
初めてドラゴンクエストを作曲、
その後35年間作り続けてきたことになるのです。
すごいバイタリティですよね。
たくさん残された曲は、
これからも愛され続けることと思います。
心から、
ご冥福をお祈りいたします。
ハロウィンアトリウム
今年もこのサイトのアトリウムページで、
「ハロウィンアトリウム」を始めました。
画像は昨年と同じものですが、
すべての時間帯で、
アトリウムがハロウィンの装飾になります。
やはり昼間よりも、
ライトアップの効果が出る夜のほうが、
きれいに演出されるのでお勧めですね。
1年に1度、
オレンジ色の光に包まれる、
恒例イベントとして定着してきた感じがします。
実際のハロウィン、
今年は盛り上がるのでしょうか。
仮装イベントも去年は自粛気味でしたが、
今はどちらかというと緩和傾向ですからね。