知覚編 光の色
宇宙は闇の世界です。その中には太陽に代表される「恒星」が存在し、そこから様々なエネルギーが放出されています。その1つに、人間が見ることのできる光、「可視光線」があります。逆に人間が色を感じることができるのは、この可視光線のおかげなのです。
朝夕は大気層の関係で太陽は赤く見えますが、日中は白く見えますよね?白い光というのは、RED,GREEN,BLUEの3色が重なった色であることを基本編でお話しました。
逆に、太陽の光をRGBに分けることも可能です。プリズムって、聞いたことありますよね?手元に資料がないのでここで紹介できませんが、三角柱のガラスのようなものです。それに白い光を当てると・・虹色になって現れます。虹?そう、虹もまた太陽の白い光を分けて(分光して)起こる現象なので、ある意味RGBですね。
可視光線とは、その名の通り人間の目で見ることのできる光線です。では、その範囲とは? 可視光線は太陽から放射されるエネルギーの1つで、その範囲を波長で表現します。具体的には380nm(ナノメートル)~780nmの範囲です。
下の図を見るとわかりやすいと思います。波長380nm付近は紫(Violet)、780付近は赤(Red)に見えます。この範囲が人間の目で見ることができる色です。
ちなみに波長が短い(数字が低い)程、エネルギーは強いのです。では、この両側の、人間に見えない部分は何があるのでしょう。波長780nm以上を赤外線(UltraRed)、波長380以下を紫外線(UltraViolet)といいます。聞いたことありますよね?特にこのUV。日焼け止めなどによく聞かれる言葉ですね。UVは可視光線に比べて波長が短いためにエネルギーが強く、肌に与える影響が強いのです。紫外線も、光の一種なんですね。女性のかた、勉強になりました?
なんか本題から外れましたが(^^;)、色のお話でした~。