最終寝台特急北斗星発車
2015.08.23
8月21日金曜日、
最後の下り寝台特急北斗星が上野駅を発車し、
札幌に向かいました。
上野駅には2000人が見送りに集まったと聞きます。
翌22日の11時過ぎに札幌に着いた列車は、
折り返し16時には上りの最終列車として札幌駅を発車、
この時も1500人がホームに集まり、
最後のブルートレインを見送ったそうです。
そして23日の朝9時過ぎ、
最終列車が上野駅に到着、
北斗星の27年の歴史と、
ブルートレインの60年の歴史が幕を下ろしたのでした。
上野駅の「出迎え」は2500人という報道があり、
見送りより出迎えのほうが多かったのは初めてじゃないかなぁと思います。
定員わずか188人の列車ですが、
合計すると6000人もホームに集まっていたのですね。
それだけ、この「ブルートレイン」には、
憧れや愛着があったのだと思います。
子どもの頃の僕にとっても憧れの存在でした。
これでブルートレインは過去のものになってしまいます。
こと北斗星に関しては需要も高かっただけに、
「仕方ない」とは思えない今回の措置。
JRはまた一つ「華」を失ったように思います。