新幹線、海峡を渡る
2014.12.08
この週末、
青函トンネルを夜間に通る列車をすべて止めて、
電圧を新幹線規格に上げたうえで、
函館から北海道新幹線の試験車両が青函トンネルに入り、
青森側まで試験走行を行いました。
そもそも北海道新幹線用に作られた青函トンネルは、
開通から26年、
ようやく新幹線が海峡を渡りました。
着工は1961年ですから、
実に53年をかけてここまで来たことになるのです。
今回も先日の北海道内での試験同様、
時速30kmというのんびり走行でしたが、
これから春にかけて、
徐々に速度を上げて試験を繰り返すとのこと…
その陰で、青函トンネルを通る主役だった寝台特急北斗星の廃止など、
残念な話も出てきていますが、
北海道交通の変革期なのは確かですね。