次世代特急車両が開発中止に
2014.09.11
トラブルが続いていたJR北海道が、
開発を続けていた技術を投入した次世代特急車両、
残念なことに開発中止が発表されました。
カーブを高速で走る車体傾斜技術と、
ハイブリッド方式の動力技術が開発され、
今年の秋に試作車が登場するはずだったのです。
いろいろな問題が発生して、
特急のスピードダウンや減便が行われ、
安全性を最優先とする方針に転換された結果、
新技術を導入してのスピードアップは見送られてしまったのです。
再来年には東京からの新幹線が新函館まで開通します。
そして新幹線からリレーして札幌まで乗客を運ぶのが、
開発中だった新型特急車両だったはず。
こういった意欲的な開発に対して、
国は支援してくれないのでしょうかね。
日本は技術立国なんですから、
ここで技術を確立させて海外に売り込むことだってできるはず。
どうにかならなかったのかなぁという残念な気持ちです。