「来るべき対話」の時
2010.11.03
3年前にテレビシリーズで始まった、
機動戦士ガンダム00(ダブルオー)。
2シーズン全50話を経て、
9月18日からは完結編として、
劇場版機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-
が上映されています。
封切りから1ヵ月半経った今日になって、
ようやく見に行ってきました。
映画館で映画を見るのは5年ぶりか…
5年前はZガンダムでしたが(^-^;)
劇場版ガンダムによくあるテレビシリーズの再編集ではなく、
今回の映画は完全オリジナルストーリー。
これは「F91」以来19年ぶりなんだそうで・・・
19年間何やってきたんだろう!?
それはさておき、
歴代ガンダムは国家対国家、
組織対組織、人対人、
その思想の食い違いから起きる争いを描いてきました。
これはテレビ版ガンダム00でも同じでしたが、
「来るべき異種との対話」という伏線が含まれていました。
そして今回の劇場版ガンダム00は、
おそらく初めて「人ならざるもの」とガンダムの戦いを描いています。
それは宇宙人というものでもなく。
見ていると「地球を、人類を守ってくれ!」
という気持ちを抱いてしまいます。
その終わり方に「?」を感じる人もいるかもしれません。
だとしても、これで良いのだと思います。
エンディングをどう捉えるかは、
Camellia作品と同じで、
見る人一人一人の解釈に委ねられているのでしょう。
3年かけて提供され続けたガンダム00の世界観はこれで終わりです。
とてもいい作品でした。
劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-