商業デザイン
実際、仕事でデザインをやっている人に、
初めて絵を見せてみた。
見せたものは「うるおいの塔」と、
東レアートギャラリー展示作品の中から選んだ、
『クリスタルアート選抜軍』??
「綺麗だね」と言われたことよりも、
第一声「スゲー」という言葉が、とても意外だった。
「俺たち、ここまでやらないから。」
「商業デザインとは、微妙に違うんだよなぁ」
彼等はCG検定のことすら、よく知らなかった。
ひょっとしてオレは、全然違う道に進んでしまったのだろうか。
もともとデザインの仕事に就きたいと思っていた。
そこが原点だったはず。
でも、自分で勉強していくうちに大きく方向が変わってしまったのだろう。
「デザイナー」から「アーティスト」に目標が変わった。
コンテストの入賞が、大きな転機になってしまった。
高望みする悪いクセが、
「商業デザイン」から効率悪い「CGアート」に向きを変えてしまっていた。
100
絵の価値は誰がきめるの?
一部の評論家?
違うと思う。
専門的な知識を持った人が、
絵に定規を当てて良さをきめる。
それだけでは、決して絵は広まらない。
世間の絵に対する認識は変わらない。
絵は、一部の専門家のものでは無い。
広く一般の人たちに認められることが、大切だと思う。
オレは抽象的な絵よりも、
ありきたりな空間の中に夢を求めた絵の方が得意。
これは、けっこう都合いいこともある。
誰もが何も身構えることなく、その世界に入れるから。
100人が絵を見たら、
100人全員に「綺麗だ・・」と、言わせたい。
ムチャな考えかもしれないけど、
クリスタルアートなら、決して不可能じゃない。
それが、Camellia21世紀の目標です。
挑戦の軌跡
もう、ホントに、今世紀も終わり・・・
地味な下積みで検定の受験勉強に明け暮れた昨年。
試験結果は3試合全勝。
今年はそれをもとに、新たな挑戦が始まった1年だったと思う。
コンテストの結果は7試合1勝5敗。(1つは現在審査中)
・・・立派な成績だと思う。
1つでも、結果が残せたのだから。
こんな、無名で、何の実績もなかった人間なんだから。
去年に引き続き、今年のオレの挑戦を振り返ってみました。
去年と、全然違う内容ですね。
2000 Camella's Challenge -Result-
5〜12月 文化庁メディア芸術プラザに講評作品として掲載される
6月 第2回東京グラフィックスフェアCG-ART展 優秀賞受賞
イラストレーションアイランドにてカクテル作品データ販売開始
8月 ネットアイドルトレーディングカードに採用される
12〜1月 東レアートギャラリー ピックアップアーティスト
あと5日
だらだらと、
1日過ごしてるうちに、
もう今年もあと5日。
年賀状は、ようやくプリント始めました。
はたして枚数足りるのだろうか??
いろいろイメージして、
新しい絵を作ろうと思っていたけど・・
どうも、これが今年は最後になりそう。
と、いうわけで、
Camellia今世紀最後の絵は、
不本意ながらちょっと手抜きな年賀状になってしまった(ーー;)
年賀状は、官製ハガキであまり紙質が良くない。
インクジェット紙でも、
色褪せやすい紙にかわりはない。
インクがにじむので、あまり細かい絵にできないんだよなぁ...
って、いいわけでしょうか(^^;)
キャッチフレーズ
年賀状、テストプリント終了!
時間がないので、あまり凝ったものは作れないけど・・・
シンプルで、らしさを表現しようと・・・
既存の3Dデータを利用して、
(また)青い空間を作りました。
- Century -
いたってシンプルですが、
これのイチオシは、キャッチコピー。
今年の年賀状は、
「今世紀最後の夏が来る」
これに続く来年のコピー、
けっこう考えました。
まだまだ手直しが必要だけど、
時間がないから頑張らなきゃ・・・・