3D制作終了
2004サマーグリーティングカード、
この3連休でようやく3D部分の制作が終わり、
今日から最後のレンダリングが始まりました。
昨年末までならここから2週間ぐらいかかっていたけど、
今回は3番機「PowerMacG5」を使うので、
おそらく2日ぐらいで終わるでしょう。
当初の予定通り、
縦版の作品で、
黒基調のものを今回採用することにしました。
他の作品は、
別の機会にでも公開できたらと思います。
タイトルも今週中には発表します。
プレゼント募集ももうすぐかな?
いつも通り先着順なので、
美術館によく来てくれる人が有利になります。
来なかった人は歯を食いしばって後悔してもらいましょう!
色と構図
今のところ、
2004サマーグリーティングカード作品
最有力候補のものは、
歴代のものに比べて暗く、
青ではなくエメラルド色がキーカラーになっている。
従来のSailing,Bubble,ICEとも、
水色や青の作品だったので、
今回でイメージが大きく変わることになる。
テストレンダリングも終わり、
本制作にもうすぐ入ります。
縦版の作品で、
不振だった2年前の[ICE]と似たような構図、
[Twilight Glass]にもイメージが似ています。
これは敢えて意識したもの。
ICEのリベンジ、
今回にかかっています。
感覚を取り戻せ
実は3年ぶりとなる作品を、
手がけ始めている。
かつて作ったものを参考にしながら、
思い出すように作り始めているのだが・・
やはり、忘れている!
この系統の作品は、
独特のライティングや、
スタジオセットのような3DCGを使っている。
もちろん過去のものと同じものは使いたくない。
3年間の進化を、できれば見せたい。
何度も何度もテストレンダリングしているものの、
なかなか過去の感覚が戻らない。
繰り返してなんとかするしかない。
順調に行けば、
サマーグリーティングカード史上初の黒基調作品になります。
第3の選択
サマーグリーティングカード構想、
水面下では進行しています。
従来2種類考えていましたが、
今日になって3種類目を思いついた。
あっと言わせることができるかわからないけど。
Camellia作品の中でも、
停滞しているジャンルに、
再び動き出すことになるのは確か。
あとは、
それだけのものを作ることができるかどうか。
有力な第3の作品もまた、
海をイメージしたもの。
やはり夏の作品は、
これがいちばん似合う。
自分自身が夏の海を最近見ていないので、
また想像上の世界になるかな?
4年前のうるおいの塔
第2回東京グラフィックスフェアCG-ART展で
優秀賞を受賞した日から今日で丸4年。
ということは、
あのコンテストは第6回を迎えているはず・・・
だが、第4回ぐらいを最後に、
途絶えているらしい。
仮に有名なコンテストがあったとしても、
時代の流れてで消えてゆくものもある。
MobileArtはあのとき1度きり。
コンテストもアーティストも、
時の流れに付いて行けないのだろうか。
伝える相手のいなくなった、
支える人のいなくなった芸術家は、
そのまま消えて行くのだろうか。
うるおいの塔に込めた思いは、
今の自分に向けられていたのだろうか。