嵐が来るわ
2024.12.15
今年の大河ドラマ、
「光る君へ」の最終回が放送されました。
去年は見れなかった回もあったのですが、
今年は全話見たと思います。
今年1〜2回くらい、この日記の話題にも挙げたかな。
西暦900年代から始まる、
大河ドラマ史上では2番目に古い年代を題材にしたもので、
合戦の少ない平穏な平安時代中期。
はたしてドラマ的にどうなのかと思っていましたが、
史実とオリジナルを織り交ぜながら、
良いストーリーになっていました。
登場人物の半分以上が藤原姓で、
公卿たちの衣装は黒が多いなど、
違いがわかりにくく初見殺しなところもあったけれど、
全48話もある大河ドラマだからこそ慣れることができたのかもしれません。
安倍晴明が「あべのせいめい」ではなく「あべのはるあきら」、
藤原定子が「ふじわらのていし」ではなく「ふじわらのさだこ」など、
歴史で学んだ人物と同じ名前ながら、
読み方が違う人がいたり、
この時代のお仕えする女性といえば、
「麻呂眉毛」のイメージがありましたがこのドラマでは違っていたり。
このあたりは現代風アレンジなのかな?
主人公の紫式部は生没年は不詳で諸説あるようですが、
ドラマの最後は亡くなるシーンではなく、
「嵐が来るわ」とつぶやいて静止画で終わるという・・・
これまた色々解釈できる作りでした。
香炉峰の雪や望月の歌などを映像として見れたし、
オープニングの映像も曲も良かった!
1年間、楽しませてもらいました。