海峡を越える渡り鳥
2016.03.21
5日後に迫った北海道新幹線開業準備のため、
今日をもって津軽海峡を渡る旅客列車が全て終了となりました。
僕が高校生になるまでは、
海峡を渡る手段は青函連絡船で約4時間。
その後青函トンネルが開通して、
快速「海峡」と特急「はつかり」に主役が移りました。
2002年に東北新幹線が八戸まで延伸すると、
特急「スーパー白鳥」「白鳥」が主役となり、
青森と函館は約2時間になります。
連絡船は中学校の修学旅行でも乗りました。
甲板からイルカの群れを見ることができたのが、
今でも思い出されます。
快速海峡は高校の修学旅行で。
特急スーパー白鳥はここ5年の間に3回ばかり利用しました。
車窓から見えるとがる海峡や函館山、
イカ漁の漁火が綺麗でした。
北海道が地元ということもあって、
なじみのある交通手段だったのですが、
時代の流れなんですね。
気になるのは、
スーパー白鳥に使われていた車両。
古いものでもまだ新製から13年程度。
これからも活躍できるはずなので、
「海峡を越える渡り鳥」にも
新しい活躍の場が与えられることを期待します。