コロンビアの真相
2003.08.27
2月に空中分解したスペースシャトル
コロンビア号の最終事故調査報告が出たようです。
やはり打ち上げの時に落下したタンクの外壁が、
翼に当たって耐熱タイルが剥がれ落ちたところに、
原因があったようです。
ただ、
それ以上に問題だったのがNASAの体制。
このタイルの落下が重大な事故に繋がると言う声が上がっていたものの、
それがフライト主任の耳にまでは届いていなかったという組織面と、
削減されていた経費面。
今はどこの企業でも、
このようなことは起こりうると思いますが、
世界中の人に夢を与える宇宙飛行に、
このようなことがあってはねぇ....
シャトルは来年には再開される見込みだそうです。
3機だけになるから、
今までどおりのペースでは続けられないかもしれません。